2013年08月23日

消費税見直しのリスク【このタイミングで】A


前回の続きです。

消費税見直しのリスク【このタイミングで】@

見直しの論拠は、予定通り消費税を引き上げれば、
景気は腰折れし、かえって財政再建は遠のく、というものだ。

8月12日に発表された4〜6月期GDPの1次速報では、経済成長率は実質2.6%、名目2.9%(いずれも年率)。
市場予測の3.6%を下回ったものの、良好な数字といってよい。
少なくとも、消費税増税関連法に盛り込まれた、「経済の急変時には増税を見合わせる」という景気事項に抵触する結果ではない。

他方、消費税率引き上げを延期、もしくは撤回する場合は、以下のような問題に直面する。

まず、財政再建の目標達成は極めて困難になろう。
政府は15年度までにプライマリーバランス(基礎的財政収支)の赤字半減
20年度までに黒字化という目標を、堅持するとしている。これは、国際公約でもある。

8月8日に内閣が発表した「中長期の経済財政に関する試算」の結果は厳しい。
予定通り消費税率を引き上げ、かつ13〜22年度の平均で名目3.4%という高い成長率が続くという想定だが、15年度のプライマリーバランス半減こそ達成できているものの、20年度は▲2.0%で、黒字は果たせてない。

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posted by マルクス at 20:58 | Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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